部門内のコミュニケーションのスコアが低かったらしい。そのスコアの算出元となった設問はたしか「職場は暖かい雰囲気か」とか「同僚や上司と協力しあえる環境か」だったと思う。
たしかに飲み会とか喫煙場みたいな濃密な付き合いは昔よりは減っているかもしれないと思うことはある。でもそれは時代の空気というもので、アルコールにしろタバコにしろ、それ自体が廃れつつあるだけの話にしか過ぎない。一方でヘンリエッタのフィギュアや初音ミクをネタに同僚と盛り上がれる(もちろん休み時間にですよ?)ようなふいんきはあるわけで、コミュニケーションが悪いといったことは個人的にはないと思っている。
でも、それについていけないエライ人はそうは思わないみたい。なんと、部門の活動方針として「コミュニケーションの改善」を挙げてしまったのだ。そうなると、中間管理職たちも追従せざるを得ない。その目的のためにとりあえず何かはやりました、という形だけは残さないといけなくなるわけだ。たとえとんちんかんな活動であっても、だ。
で、自分のグループでは何をやったかというと、各自が部員全員の前で好きなテーマで短いスピーチをやること。そしてコミュニケーションミーティングなるものの開催だったりする(こちらは後のエントリで)。
スピーチのほうは、自分の趣味や旅行・イベントのことを話す人が多い。また、そういう「親しみやすい」ネタを話させるのがねらいでもあるのだろう。でも、超インドア派のヲタにとっては、趣味丸出しの話題も出しにくいし、話すべきイベントもない。温泉に行った話なんか聞いても面白くもなんともないし、もともと温泉好きであることは直接聞いて知っているから何の意外性もない。したがってコミュニケーションの改善にはあんまり約に立っていない(少なくとも自分にとっては)。
でも、こんなのでも年間の費用は50週*2回/週*3分*2000円/時*30人=30万円といったところかな。だったら会社の金で焼き肉パーティでもやったほうがずっと効果高いだろうにと思うんだけど。
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