1つめはプログラミング言語としてC/C++/Javaといった"一級言語"と、VB"ごとき"を同格に扱っている点。まあ、気に入らないというだけであって、現実世界におけるVBの価値を否定するというわけではないのだけれど… なんか身びいきな感じで良い印象を受けない。
2つめはMSローカルな型の命名規則を、あたかも普遍的な慣習であるかのように紹介している点。C/C++の世界でstructタグ名/typedef名を大文字だけで表記するのはFILE型くらいなのに、C/C++、あるいはUNIX/Linuxの伝統であるという嘘が書いてある。STL(あるいはC++の仕様書)やPOSIXの仕様書を確認したほうがいいんじゃないか。
3つめはどうでもいいんだけど、カッコの内側のスペースの入れ方がまちまちなこと。
などと書いてある一方で、
for ( i = 0; i < 100; i++ ) ...
if( type == 2 ) ...
corpExpense[ crntQtr ][ i ];
などという書き方もあって統一が取れておらず、ちょっと気持ち悪い。自分なら後者に統一するところ。
profit[i] = 0;
index = (key - 10) / 5;
まあ、ケチはつけてみたけど、こういった難癖程度しかつけられないってことはやっぱり良い本だからなんだよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿