2006-12-23

RTLinuxのカーネルとサイトがダウン

自社開発のシミュレータはRTLinuxを使っているのだけど、近頃担当者が代わって何度か相談を受けている。「USBメモリの使い方」とか「gccの警告の対処法」とか「デバッグのやりかた」とか他愛のない内容なんで、Linuxユーザじゃない自分もなんとか答えられる範囲ではあるんだけど、カーネルのバージョンが2.4.4とかすごいことになっているのでなんとも返答に困ることが多い。

例えばUSBメモリを刺してもUSBデバイスとして認識すらしない場合がある。当然USBサポート自体は有効にしているんだけど、それでも認識できないもののほうが多い。なので今時フロッピーディスク渡し。うはw

カーネルのバージョン上げればいいじゃんと言っても、わからんからやらないとか言い出すし。じゃあ分かるように調べればいいじゃん仕事なんだからさ、と言って放置しといたけど、さすがに酷だった気もしないでもない。

で、この間はgdbで実行してみたんだけど、RTLinuxごとお亡くなりに。RTカーネル側で死んだのかOopsも出さないし、syslogにも残ってない。Linuxだからクラッシュダンプもないし、かといってPCベースのマシンだからICEも使えないし。

しょうがないのでprintfデバッグないしcppunit-xあたりを使うように言ったけど、いずれ新しいバージョンのRTLinuxにせざるを得ないでしょうな。
その時は質問攻めにされそうな気がするので今のうちから情報収集をしてみようかと思い、RTLinuxをダウンロードするため公式サイトでユーザ登録をしてみた。ところがいくら待てどもアクティベーション通知が全然来ない。あそこのサイトはライセンス違反でつるし上げをくってたところだからなんとなく信用できない印象があって、アドレス蒐集だけされたか!?と一瞬思ったのだけど、単にサイトが落ちていただけだった。クリスマス近いのに大変ね。

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