2007-01-23

Solaris用のW-ZERO3ドライバ3

前回の続き。

バッファの二重開放バグを修正。だけど、まだICMP ECHO REPLYが帰ってこない orz...

snoopコマンドの出力を見ると、W-ZERO3からは確かにパケットを受信しているし、DLPI的には送信もしている。
となると、ドライバで送信できていないということになるかな…

STREAMSのmsgb(message block?)構造体が分散しているのが
USBドライバに蹴られているのかと思い、単一データブロックにしてみたけど効果なし。
Bulk-OUTじゃないパイプに送っているのかと思ったけど、
返り値を信じる限りエラーは検知していない。
最後になって、RNDISヘッダに入れている値がおかしいっぽいのを発見したけど、
これの対応は時間切れ。

ところで、LinuxのskbってSysVのSTREAMSに対応するという認識でいいのかなあ?
どちらもデータのコピーを押さえたままヘッダ/トレイラを処理するためのものなので。
もちろん前者はネット関係しか使われていないのに対し、
後者はread()/write()はもちろんのこと、ioctl()にさえ対応できる無駄に凝った
たくさんの機能を持つという違いはあるけど。

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