2006-08-28

CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:「これを読めばすべてわかるっていうブログはないんか?」

おじさんはポータルがお好き、という結論はちょっと判断できないんだけど、次の分析は言われてみると実にもっともだ:
新聞という紙のメディアが好きな中高年は、わざわざ紙のメディアをパソコン画面で見たいとは思わないし、30代前半以下のネットの世代にとっては、新聞の記事なんていうのは新聞社のサイトでマイクロコンテンツ化されたものを読めばいいわけであって、わざわざ紙のイメージのものを読むメリットはまったく感じていない。
Wordで200MB近い開発資料を12人の開発メンバに紙で配布させようとしていた年上の同僚(40代半ばかな?)を思い出して妙に納得。メモメモ。

個人的には、活字や紙媒体というものへの愛着は年上世代に負けているつもりはない。若い時に読んで感動した本はいまでも大事に取ってあるし、電子書籍で買い直すつもりもない(たとえBookOffで買うことはあっても)。けれども、特に仕事で使う資料を紙に出すとなると強い抵抗感がある。我ながらこの差はなんだろうね?

ところで、新聞の内容を低価格で提供するサービスがあるというのは初めて知ったのだけど、これはなかなか魅力的じゃないだろうか。うるさい拡張団も来ないし、重い新聞紙の束を捨てに行かなくてもいいのは素晴らしい…ってそっちかよw
とはいえ、読む時間ない、紙面がイデオロギーで片寄っていることが多い、当用外漢字を使ってない、科学技術関係の記事が正確ではないことが多い、であることを除けば、ちょっと購読してみようかという気になるサービスだ。

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