2006-08-02

InfoNESの続き

初代ファミコンが大流行していたころ、スーパーマリオブラザーズのステージ9なんてのがスクープされて大騒ぎだったことがあった。懐かしいなあ…

InfoNESで試してみましたともさ。あの頃は試す機会(機械?)がなかったけど、今は仮想マシンのメモリをちょいちょいっと書き換えてやるだけ。仕組みも今の知識で考えてみれば明らかで、コンティニュー用のラウンドを入れる変数が残っていたってだけだった。当時は「ノイズ」という説明がされていたけど、それはちょっと嘘っぽい感じ。まあ未初期化変数のことを小学生に説明することを考えるとしょうがないのかもしれないけど。

で… 正直感動した。ステージデータはほぼ正常ステージのものなんだけど、音楽・PCG・通常/水中・敵出現の各パターンがいろいろおかしい。クリアすると8-4クリア扱いになってしまったり、土管から地上に戻れなかったり、城の面が迷路になってなかったり。ただ、バリエーションはあまり多くなさそうだ。

小学生の時からずっと試してみたかったことをついに実現できて感無量(笑)なのだが、この歳になるまでその「やりたかったこと」を覚えていたというのはちょっと複雑な気分だ。大きくなったら何になりたい?という定番の問いに、「子どものころ出来なかったことをやれる大人になりたい」というメタな回答をしてしまう小学生はやはりイヤだ。やりたいことは若い時にやっておくべきだと強く思った次第。

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